団体での葬式

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団体での葬儀を目にしたことのある人は多くいることと思います。
団体で葬儀ができるのだろうかと思う人も多くいることと思いますが、東日本大震災などでは、団体での葬儀を余儀なくされました。
一般的には団体の葬儀はあまり行わないのですが、大震災のような特例の場合は、団体での葬儀をするのです。
そして、団体での追悼式なども行うことでしょう。
一人ひとり行えないのが残念ですが、そう思えば、一人で行われる葬儀や法事がとても贅沢に思えてきます。
一人に対してたくさんの人に祈ってもらえるという貴重な時間に対して、団体では自分の仏様の御霊を感じることは難しいです。
決して団体での葬儀が悪いというわけではありませんが、個人の葬儀が行うことができることだけでも有り難く感じるのではないでしょうか。
最近では一人の葬儀も満足に行わないので、考え方を改めることが大切なのだと感じます。
予告なしに突然なくなってしまった人たちの霊は成仏できるのでしょうか。
その深く悲しい苦しみの念を救ってあげるのは、残された遺族の祈りでしかないような気がします。
老衰などのように人生を満足に生きたという死ではなく、これから希望に満ちて生きていこうとしている人達が次々となくなったわけですから、亡くなった人たちはもちろんのこと、残された遺族もやり切れない思いでいっぱいなのだと思います。
その無念の思いを鎮めるためにも、多くの人の祈りが必要なのかもしれません。
自分がもしも、予期しない事故などで命を落としてしまったらということを考えてみると、家族が心配になります。
自分がいなくても大丈夫なのかという心配や不安でいっぱいになり、なかなか成仏できないと思います。
やはり、残された人達が祈ってくれることで仏さんの御霊は浮かばれて成仏できるのだと思います。
葬儀をしなければ、自分が死んだということも分からないのではないでしょうか。
死という事をきちんと受け入れるために、亡くなった個人や遺族のためにも葬儀は必要なのだと思います。
個人の葬儀であっても、団体の葬儀であっても、葬儀を行うことに意味があるのだと思います。
団体供養の場合は、後から自分たちでお寺さんに頼んでお経を上げてもらうことも可能なようです。
葬儀は、亡くなった本人の為でもあり自分たちの為でもある大切な式なのです。
自分たちは大丈夫だよという思いをしっかりと伝えて、供養してあげることが大切なのだと思います。
残された遺族は、しっかりとした気持ちでこれからを生きていきましょう。

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